梅宮大社松尾大社から歩いて15分くらいでしょうか、梅宮大社へ着きました。梅宮大社は今から約千三百年前、橘氏の祖・諸兄(モロエ)公の母、県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)が、橘氏一門の氏神として始めてお祀りした神社なのだそうです。 御祭神は 本殿四社に祀られているのは 酒解神(サカトケノカミ=大山祇神) 酒解子神(サカトケコノカミ=木花咲耶姫命) 大若子神(瓊々杵尊) 小若子神(彦火火出見尊=山幸彦) 高天原から天降った、瓊々杵尊(ニニギノミコト) その妻、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト) 瓊々杵尊と木花咲耶姫命の第三子、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト) そして木花咲耶姫命の父、大山祇神(オオヤマヅミノカミ)を祀る神社なのです。 また、相殿四社には 橘清友公、橘嘉智子(壇林皇后)、嵯峨天皇、仁明天皇が祭られています。 瓊々杵尊(ニニギノミコト)に嵯峨天皇 その妻、木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)に橘嘉智子(壇林皇后) 瓊々杵尊と木花咲耶姫命の子、彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)に仁明天皇 そして木花咲耶姫命の父、大山祇神(オオヤマヅミノカミ)に橘清友公を当てはまると親子関係はぴったち一致しますよね。 私は先日、嵯峨野の壇林寺へ行ったのでなんだかこの日ここへ呼ばれたわけが分かったような気がしました。 壇林皇后のことは杉本苑子さんの『壇林皇后私譜』を読んでいたので、より一層興味深く思えました。 壇林皇后は美しく聡明な女性だったそうです。 私もあやかりたいなと思いながらお参りしました。 |